ロボットACT『UFOロボ グレンダイザー:たとえ我が命つきるとも』プレイレポ―決めアクションが最高にかっこいい!溢れる原作へのこだわりにも注目【特集】 | Game*Spark – 国内・海外ゲーム情報サイト

フランスのパブリッシャーMicroidsは、Endroadが手がけるロボットアクションゲーム『UFOロボ グレンダイザー:たとえ我が命つきるとも』をPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Xbox Series X|S海外PS5/PS4向けにリリースしました(海外ニンテンドースイッチ版と国内PS5/PS4版は2024年発売)。

本作は、アニメ「UFOロボ グレンダイザー」を原作としたアクションゲーム。プレイヤーは主人公デュークフリードが操る巨大メカ・グレンダイザーで、さまざまな戦闘ロボットや強大な円盤獣たちとの戦いを繰り広げます。ゲームはアニメ前半部のストーリーを軸に、お馴染みの登場人物やロボットたちも多数登場します。

グレンダイザーでの巨大ロボットアクションのほか、円盤・スペイザーと合体した形態や兜甲児が搭乗する円盤・TFOでのシューティングステージも存在。マップ内で集めたアイテムでグレンダイザーを強化するなどの育成要素も用意されています。

本稿では『UFOロボ グレンダイザー:たとえ我が命つきるとも』のプレイレポを紹介。なお、本作は日本語実装がアナウンスされていますが、現時点では英語版プレイでのスクリーンショットとなります。

「グレンダイザー」は世界的人気作品!

「マジンガーZ」「グレートマジンガー」の続編として制作された「UFOロボ グレンダイザー」のゲーム化が発表されたのは2021年のこと東映アニメーションの番組紹介でも触れられていますが、本作は日本での人気はもちろんのこと、海外で非常に人気が高いことでも知られています。

ヨーロッパ圏ではフランスやイタリアで高視聴率を獲得。中東でも人気が高く、2022年にはサウジアラビアの首都で「グレンダイザー像」が公開されました。この像は“世界最大の架空のキャラクターの金属製彫刻(全高33.7メートル)”としてギネス世界記録に認定されています。

『UFOロボ グレンダイザー:たとえ我が命つきるとも』のパブリッシャーおよびデベロッパーもフランスに拠点を置く会社。2021年のティザービジュアル公開時には、海外で「グレンダイザー」の公式アーティストを5年間務めたPhilippe «Golgoth71» Dessoly氏の参加を発表するなど、万全の体制で開発に臨んでいます。

ちなみに、これまで「UFOロボ グレンダイザー」はアーケード向けシューティング『マジンガーZ』やシミュレーションRPG『スーパーロボット大戦』シリーズなどに登場していますが、単独作品としてのゲーム化は今回が初となります。日本では、3gooから2024年にPS5/PS4向けの日本語音声対応版も発売予定です。

なお、2024年には「UFOロボ グレンダイザー」のリブートアニメである「グレンダイザーU」が公開予定。公式サイトではキービジュアルや主要スタッフ・キャストなどが公開されているほか、2023年12月10日には制作発表会が配信予定です。

簡単操作でおなじみの技が使い放題!

ゲームはデュークの故郷であるフリード星が滅ぼされるシーンから始まります。アニメでは第2話で兜甲児にデュークの秘密としてその経緯を説明されるのですが、本作ではグレンダイザー操作のチュートリアルとして実際にフリード星でプレイすることになります。

グレンダイザーは基本的なパンチのほか、ダイザーパンチや反重力ストーム、ショルダーブーメラン、ダブルハーケンなどの技をボタンひとつで発動可能です。敵と戦うことでゲージが溜まり、一部の技の使用や体力回復に使用できます。ロックオンした敵の方向に攻撃してくれる仕様なので、遊びやすさは抜群です。

敵ロボットの中には、盾やハンマーを持つタイプがいるほか、ダブルハーケンなど特定の攻撃(属性)でバリアを破壊しなければならない相手も存在します。普通に戦っているだけでゲージ自体はかなり溜まりやすいですが、いつでも技を出せるようにゲージ管理も大切です。

敵と戦いながらデュークはフリード星を救うべく道を進み、最後には円盤獣フイフイと戦うことになります。しかし、いかにフリード星の守り神・グレンダイザーといえども整備も足りない状況では太刀打ちできず、絶体絶命のピンチに。やむなくスペイザーと合体して脱出することになります。

スペイザーパートは3Dシューティングで、障害物や敵の円盤を対処しながら進んでいきます。このパートは基本的に難易度が低めで、回復アイテムも出るので苦労しないと思います。こうしてかろうじてフリード星から生き延びたデューク。その2年後からいよいよ本編が始まります。

ちなみに次章のタイトルは「KOJI KABUTO AND DUKE FLEED」なので、アニメ第1話のタイトル「兜甲児とデュークフリード」と同じですね。このあともメインの章では、アニメで使われたタイトルが用意されています。

マウントフジ
OP再現!

素材を集めてグレンダイザーを強化!

メインストーリーでは、ステージ内にあるイベントポイントを辿りながらミッションをクリアしていく方式。イベントは敵との戦いだけでなく、車や船を指定のポイントまでエスコートするものや、技を使って火災を消すなど、さまざまなタイプが用意されています。

また、マップ内の各所には敵が徘徊しているほか、強化用のアイテムが入った箱やコレクションが隠されています。ただミッションを進めるだけでなく、周囲を探索することが重要です。怪しいポイントはアイコンや光でわかるようになっているので、あまり迷うことはないと思います。マップが広いのでスプリントを活用しましょう。

最初は研究所パート。
エスコートミッション中はもちろん敵も出ます。

手に入れたアイテムは通常技の威力を強化したり、新たな技を覚えるなどのアップグレードに使います。ジャストタイミングで回避した後にカウンターができるようになる「ハンドビーム」は、敵の属性バリアを破壊する効果もあるので必須クラスの技。もちろん、グレンダイザーの必殺技「スペースサンダー」も使えるようになります。

アップグレードの効果は絶大で、通常ではダメージを与えるだけの「ショルダーブーメラン」を強化すればダウン属性を付与させることも可能。また、敵の集団の最後の1体にダブルハーケンでとどめを刺す技を覚えると、盾持ちなどの硬い敵相手でも大幅に戦闘時間を節約できます。

ボス戦はある程度パターンを見て回避しながら戦うのが基本ですが、それも技の強化やバリエーション次第でかなり戦い方が変わります。技を揃えてかっこよく戦いつつ、最後は必殺のスペースサンダーで決着、なんてやれたら最高ですね!

スペースサンダー!

大人気だからこそのこだわりがすごい!

「UFOロボ グレンダイザー」単独での初ゲームとなる本作。これまで開発会社のあるフランスで人気が高いことなども紹介してきましたが、やはり気になるのは原作への愛や再現度ではないでしょうか。

ゲーム内には主人公のデュークはもちろん、準主人公である兜甲児、デュークの養父である宇門源蔵、ヒロインの牧葉ひかるなど、お馴染みの登場人物が次々と登場。宇宙科学研究所の職員たちも名前付きで出てきますし、プロローグでフリード星の話を入れたことでルビーナやナイーダといったキャラクターも顔を見せています。

初期スタイルのひかるさんだ!

デュークの出撃シーンがしっかりと再現されていたり、グレンダイザーとスペイザーの合体時のシート位置の変更が再現されていたりと、演出面でもかなりの拘りを見せてくれます。もちろん主題歌「とべ! グレンダイザー」もBGM(インスト)で使われています。

なにより3Dモデリングのグレンダイザーが格好良く、動かして豪快な技を繰り出しているだけでも十分魅力的です。ゲームのストーリー部分があくまでアニメの前半部分ということなので、一部のマシンや敵が出ないのは少しもったいないですが、円盤獣のモデリングなども良いと思います。

一方でシステム面では、会話シーンを一切スキップ出来ないなど少々不便な点もあります。筆者は一度序盤でゲームオーバーになったのですが、再開時に同じクエストの会話を長く聞かされる事になりました。その辺のこだわりの強さもあるのでしょうか。

一般の人々も濃い。
スーツ姿じゃない甲児くん。
初のTFOパートは1話の円盤と遭遇するシーンのオマージュですね。

「UFOロボ グレンダイザー」が大人気の国で開発された、原作アニメへの愛が溢れた本作は、モデリングや技の演出など多くの点で非常に高いこだわりを持って作られています。OPや合体・出撃の再現はもちろんデュークが牧場でギターを弾いているシーンなど、アニメで見るような場面も多数。会話シーンなどを含め、後日実装される日本語テキストで遊ぶのも楽しみです。

次々と登場人物が出てくるストーリーや「思う存分グレンダイザーを動かしてくれ!」と言わんばかりの戦闘・育成システムも魅力的。ただし、どうしてもシューティグパートなどの、一部のゲームシステムが単調という部分もあります。このパートはキャラクターたちの会話が多いので、2024年発売の日本語音声版だとまた違うのかもしれません。

ひとつだけアドバイスするとしたら、コントローラーで遊ぶ際にはオプションで振動機能を切っておくのがオススメです。ゲーム内ではマップを走りながら探索するのが基本なので、移動中いつもスプリント時の細かい振動で手が疲れてしまいます。臨場感といえば臨場感かもしれませんが!

最後は問答無用にかっこいいカットシーン。

とにかく動きまくるグレンダイザーがかっこいい!原作アニメへの深い深い愛が感じられる一作!

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